AED・・・自動体外式除細動器
この度、桑名ライオンズクラブ様より1セットご寄付頂きました。
今までは成人のみの対応だったものが、幼児にも対応したそうです。
ただ、使い方を知らなければ意味がありません。そこで、本日業者の方にお越し頂き、
教職員が講習を受けました。
機械が自動的に除細動の必要・不必要を判断し、音声によって指示をしてくれるのですが、
実技でやってみると、人形相手でももたつきますね。まして、実際にそういった場面に
遭遇した時に、冷静に対処出来るか?
教育現場では最近、社会情勢の変化とともに多くの「新しいモノ」が入って来ています。
不審者が多くなった事で、各クラスには「さすまた」と「防犯ブザー」を設置しました。あわせて、
園内には合計6台の監視カメラ(常時録画しています)も設置してあります。
しかし、それぞれ使い方を知らなければ「ただの棒」であり「ただのブザー」であり、
幼稚園内を映す「ただのカメラ」です。やはりそれぞれの技術を習得しなければなりません。
そして今回のAEDです。AEDに関しては、直接命に関わる重大な局面での使用となり、必然的に使用者に
求められる知識・技術が高度に専門的になってきます。厚生労働省は、AEDの一般への開放を認めましたが、
その条件の1つに「講習等で知識・技術を習得済である事」を挙げています。もちろん、緊急の場合は
その限りではありませんが、幼稚園に設置するとなれば教職員はその知識・技術を習得する事は当然です。
もっとも、AEDを一度も使用しない事を祈るのみです。