2009年5月25日月曜日

ノアの方舟

今日はノアの方舟のお話しをしました。とても有名なお話しですので、
キリスト教徒でなくてもご存知の方も多いと思います。

アダムとイブが神様との約束を守り、生きとし生けるもの達と仲良く平和に暮らしていました。
時代は過ぎて、世の中にはたくさんの生き物と人間が増えていきました。
しかし、いつの日からか人間達は神様との約束を忘れ、互いにいがみ合い、争うようになっていました。

それを見て憂いた神様は「こんな世の中なら必要ない。全て無に帰そう」とお思いになられました。
が、神様はそこで思い出します。「そうだ、ノアがいるではないか。彼だけは私との約束を忘れずに
みんなと仲良く暮らしている。ノアに方舟を創らせて、人間以外のこの世の全てをそこに入れるように言おう」

神様がノアに方舟を作って、人間以外のこの世の全ての生き物達を入れるように言われると、ノアは素直に従い
一人で何日もかけて大きな方舟を作りました。勿論、村の人々は神様を信じる心を忘れてしまって
いましたので、そんな大きな船を造っているノアを見て、からかっていました。

方舟が完成し、神様に言われた通り全ての生き物を方舟に乗せると、それまで晴れ渡っていた空が
急に真っ黒の雲に覆われて、底が抜けたような雨が何日も降り出しました。
川はあふれ、海は荒れ狂い、この世の全てが海の底に沈んでしまいました。

ところが、ノアの作った方舟だけは洪水を免れて、プカリプカリと海の上を漂っていました。
全てが流れ去ると、嵐は過ぎ去り水も引いていきました。ノアと全ての生き物を乗せた方舟は静かに
陸地にたどり着きました。「さあ、ノアよ、全ての生き物達と共に外へ出て、再び栄えなさい」と
神様が言いました。

それからノアや他の生き物達は、神様との約束を守って仲良く平和に暮らしたので、
その後再び全てを流し去ってしまうような洪水は起きませんでした。
みんなもお友達や家族の方々、動物やお花にも優しく接することができる良い子になりましょうね。

園庭も夏色

 環境委員のお母様方が、園庭のお花を植え替えて下さいました。
みんなより一足お先に衣替えです。

このところ良いお天気が続きます。たくさんお外遊びもしています。
ゆり組さんが植えたヒマワリも顔を出し始めました。
インフルエンザになんか負けないで、元気いっぱいにいきましょう!
 
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創立記念日

5月21日は幼稚園の創立記念日でした。
全園児がカトリック桑名教会をおとずれ、バルデス神父様に
祝福して頂きました。幼稚園は47歳になりました。

これからも「子どもたちの幸せのため」、保育に専心して参ります。
 
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2009年5月19日火曜日

健康状態調査

新型インフルエンザの感染拡大予防のため、本日より健康状態調査を開始致しました。
現在のところ桑名市近辺においては感染例の報告はございませんが、各自の意識と
予防の実行(手洗い・うがい等)が、一番効果があります。

少しでも体調がすぐれない時は、無理せず休養をとるようにして下さい。
インフルエンザウイルスは抵抗力が弱い人から感染していきます。
厚生労働省や県、各市町村からの情報をこまめに確認して
これ以上、感染が拡大しないように致しましょう。

2009年5月14日木曜日

絵付け

 年中さんになると茶道のお稽古が始まります。
マリア・モンテッソーリ幼稚園では、お稽古で使用するお茶碗を自分で絵付けします。
お茶碗は割れ易いものです。自分の完成させた愛おしいお茶碗は、それだけで宝物。
卒園までの2年間、「マイお茶碗」でお稽古を続けます。

茶道は本当に素晴らしい文化です。落ち着いた雰囲気の中で、少しの緊張と
少しの楽しみ(お菓子はやっぱり楽しみですネ)を味わいながら、少しずつ
身につけていってもらえたら、と思います。
 
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保育参観

 5月13日(水)は保育参観でした。
4月に入園・進級して早1ヶ月。子ども達がどんなで幼稚園生活を送っているか、
園長より話があり、みんなで保護者の方々にお歌や「防火の誓い」の披露がありました。

その後は各クラスに分かれて保護者と一緒におやつを頂いて、楽しい一時を過ごしました。
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2009年5月11日月曜日

世界のはじまり2

連休を挟んで時間が空いてしまいましたが、久しぶりに神様のお話し。
今日は前回の続きです。

さて、神様は4日間働いて色んなものを創って下さいましたね。
光、海、川、陸、山、谷、丘、太陽、月、星・・・。
5日目の朝が来て神様は「うーん、だいぶ良くなったけど、何か寂しいな・・・」
「そうだ!海や川に生き物を、空には鳥を飛ばそう!」と言って、
お魚やザリガニたちを水の中に、きれいな声で鳴く小鳥や大空を羽ばたくワシたちを
お創りになられました。それを見て神様は「うん、だいぶ良くなった」と言って
お休みになられました。

次の日、6日目。神様が目を覚まして世界を見ると、だいぶ賑やかです。
でも、陸の上が寂しいので「よし、動物や虫たちを創ろう」と言って、
馬や牛、犬や猫、ライオンやキリン、カブトムシやてんとう虫、でんでん虫やダンゴムシたちを
お創りになりました。そこで神様は気付きます。「木や花や野菜や果物、動物や虫たちの世話を
する人間を創らねば」と。すると、神様はご自分の姿に似せて男の人をお創りになり、
名前を「アダム」と付けました。アダムには動物たちのお世話をする優しい心と、
神様を信じる心を授けました。アダムはせっせと動物たちのお世話をしていましたが、
独りぼっちだったので、それを見た神様は「よし、アダムにお友達をあげよう」と言い、
アダムに手を突っ込んで骨を取り出し、「イブ」という女の人をお創りになりました。
一番初めの人間であるアダムとイブは仲良く暮らしながら、動物たちのお世話をしました。
これを見て神様は「うん、だいぶ良くなった」と言ってお休みになられました。

次の日、7日目。6日間ぶっ通しで働き続けた神様は、大変お疲れになり、
この日は一日中お休みになられました。これが今の日曜日のはじまりです。

さて、みんなはアダムとイブのように、仲良く遊んだりお仕事したり出来るかな?